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ちょっと留置場合宿に行ってきた。

真面目に笑える手記を書きます。逮捕勾留の貴重な経験を、いつか誰かのためになればと、書き綴るブログです。

無意味な勾留質問とムダな勾留時間

検察庁に送られて、勾留質問を受けた人が皆揃って口にすることは、 「8時間も待たされたのに、勾留質問は5分で終わった」 人と目を合わすことすらできない裁判官が、下を俯いたまま淡々と、お決まりの質問を2〜3投げてきて、回答内容に関係なく勾留を「…

ASKAの「700番 第二巻/第三巻」を読んで

この本を読むと、お茶でお茶を濁した茶番劇の真実が分かります。 全然濁ってなどいませんでした。 彼の書籍やブログを通して、いかに警察がでっちあげる組織かが分かります。 そもそもASKAは通報した側なのに、なぜか組対五課がどかどかとやってきた、そして…

内偵について

皆様、ごきげんよう。 どうやら、内偵という言葉の検索を経て、当ブログへお越しの方がちらほらいるので、 そのことについてお話しします。 私の場合は、数名の警察官が卵のパックのように玄関前に並んだあのお迎えの朝から遡って、数ヶ月間、内偵されていた…

メリークリスマス。

Merry Christmas!!! ASKAおかえりなさい。 不起訴の件については、書きたい事が山ほどあるので、また別の記事で。 クリスマスイブに本人のブログにて発表された新曲を聞いて、泣けました。 「野球の話をするタクシードライバー 風が見える福岡」のところが絶…

ASKAの逮捕で思うこと

きっと、今回も有名人御用達の湾岸警察署に送られるのだろう。 ドラマ『踊る大捜査線』の舞台でもあったこの湾岸署では、ご飯の時間に音楽を流してくれるらしい。チャゲ&飛鳥の曲が流れるらしい。 音楽が持つ力は計り知れないと思う。留置場合宿を経験した…

足元を見る

靴は大事だと人は言う。一流ホテルやレストランではカードと同じくらい足元を見られる。銀座のクラブなんかでは、靴でお代が変わるらしい。 足元を見るとは、人の弱みに付け込むという意味の諺であるが、現代でも文字通り、足元の靴を見て人となりを判断する…

調書

逮捕されてからの警察による取り調べは、噂の通り誘導尋問だった。 欧米の証人主義と比べて、日本の刑事裁判は完全調書主義と言われている。肝心なその調書は、逮捕する前から事件のシナリオはほとんど出来上がっていて、刑事が予めパソコンで作成している文…

私が勾留された理由。

逮捕されて原宿警察署の留置場に放り込まれた時、そこにいた外国人達にこう言われました。 「あなた可愛いから大丈夫」 「日本人だから大丈夫。きっとすぐ家に帰れるよ。」 長くここに居る彼女達は、入れ替わり立ち替わりやってくる仲間を見てきた統計による…

ホリエモンの「ゼロ」を読んだ。

彼は5年の裁判を経て、懲役2年の実刑が決まり収監されたので、その長さからしたら、逮捕勾留のみの10日間だった私など到底足下にも及ばない訳ですが、同感する部分があった。 警察は身体的に拘束しても、人の頭の中まで拘束することは出来ない。塀の中に居…

たしかなこと。逮捕されてからこの曲を聴くと泣けてくる。

「たしかなこと」小田和正/作詞作曲 雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか空を見て考えてた 君のために 今何ができるか 忘れないで どんな時も…

原宿警察署を出て、最初に食べたものはクレープ

中間調べで検察に呼ばれて、釈放が決まり、明日の朝にでも帰るのかなと悠長に構えていた私ですが、護送バスで留置場に戻ったら保釈の段取りは既に整っていて、夜ごはんも食べさせてもらえず、翌日のお風呂を楽しみにしていたというのに、仲間達と挨拶さえ出…

偽装結婚

これまでの記事で、仲間達のことを少し書いた。 uniikurahime.hatenablog.com uniikurahime.hatenablog.com 今回は、同室にいた中国人のBさんについて書く。 「釈放されたら焼き肉が食べたい!!」 天真爛漫にそう話す彼女は、身長が高く、モデルのようで、…

留置場でのロングバケーション

「神様がくれた長い休暇だと思って。」 突然の逮捕に続く勾留で、世間から隔離され、この先どうなるのか分からない。 旦那なし、財産なし、協調性なしの三重苦な上に、今度は浦島太郎か。 「人生起こること全てに意味がある」弁護士にそう言われても、どう意…

カレンダーの数え方

逮捕されると、きっと誰もが考えるのが、48時間の逮捕期と20日の勾留期を合わせて、 自分は一体いつここから出られるのかということ。 スマホは取り上げられている、インターネットも使えない、紙のカレンダーすら見ることができない生活の始まりです。 トン…

人生なにが起こるか分からない。だから、お財布には多めにお金を。

「ラブストーリーは突然に」に負けず劣らず、逮捕も突然やってくる。 それは、まるで拉致のようだと前記事に書いた。 uniikurahime.hatenablog.com 「なぜ逮捕されたのか?」と聞かれたら、逮捕状が出たからとしか答えようがない。 警察が突然家に来て連行さ…

日本の長すぎる勾留時間

英語で言うところのロングステイです。 最大22泊となります。 日本ではどうやら警察が逮捕状を請求すると、99.99%という純金に迫る勢いで裁判官はあっさり発行し、そのうちお迎えがやってきて逮捕に至る。 逮捕されると、検察に身柄送検され、検察官が「…

逮捕されたというよりも、拉致された

私の場合は、通常逮捕だったのですが、拉致されたという感覚です。 当日を振り返ってみる。 突然、玄関のチャイムが鳴り、出てみたらそこには4人の警察官がいた。 「話が聞きたい」と繰り返し言う。 このあと仕事があると丁重に伝えても、「場所を変えて話…

ゆかいな仲間達

同房のメンバーのこと。 一番気が合うKさんは、外国籍の40代女性で、面倒見がよく、優しくて、すでに二ヶ月いるというベテランだった。 私が、留置という名の強制合宿に連れ込まれたのは深夜だった。 すでに就寝時間を過ぎていたので、布団一式を抱えた状態…

留置場では敬語を忘れる

留置場での毎日が、あろうことか外に居るより楽しい時間を過ごせたのは、同房のメンバーに恵まれていたからだと思う。不幸中の幸いとはこれのこと。 留置場はとても辛い、精神が参る、はじめて精神安定剤を飲んだとよく耳にするのとは裏腹に、朝から寝る寸前…

泣いて内偵を振り返る

笑って振り返りましょう。逮捕勾留で、警察と濃密な時間をともに過ごしたことで、経験値が上がったので、警察独特の目の動きや目つきが分かるようになりました。街を歩いていても、どれが張り込みの警察か、だいたい勘づくようになりました。 振り返ってみれ…

逮捕は突然やってくる

青天の霹靂とはこのことで。。緊急逮捕、現行犯逮捕、通常逮捕の3種類があって、通常逮捕の場合は、平日の朝にやってくることが多いと聞く。理由は、おそらく、休日は警察官も休みで人手が少ないことと、逮捕後48時間以内に検察へ送検しないといけないとい…

手錠という名のブレスレット

今回、突然逮捕されて、生まれて初めて手錠をされましたが、精神的ショックは全くありませんでした。そこはかとなく、思いブレスレットをつけられているだけという感覚でした。思っていたほど怖いものではない上、おもちゃのようで、何段階にも調整できるよ…

<後半> 逮捕されてからの流れ(勾留→中間調べ→結論)

前半の記事 uniikurahime.hatenablog.com 続きです。 4 勾留逮捕二日後の検察調べで、勾留請求される結果となったら、翌日の裁判所での勾留質問は形式的なものなので、高い確率で勾留が確定すると言っても過言ではありません。 どのくらい形式的かと言うと、…

東京地検に順送と逆送

留置場では、朝6:30に起床。 布団をたたんで倉庫にしまい、点呼に、洗面に、朝ご飯が終わったと思ったら、 早々に、護送に行く人は「準備して」と言われます。 準備も何も、上下灰色のスウェットのままの格好で、もちろんすっぴん、持ち物はハンカチとちり紙…

<前半>逮捕されてからの流れ(逮捕→送検→勾留質問)

逮捕されてからの流れを書きます。1.逮捕被疑者が警察に逮捕されると,逮捕後48時間以内に検察官に身柄送致されます。被疑者を警察段階で釈放して,在宅事件に切り替えてから書類だけ送致される場合もあります。(これが48時間コースです)2.送検 (逮捕の…

護送車から見た朝日は、人生で一番眩しい。

逮捕されたら、釈放されるまで、外の世界との接点は一切なく、護送車の中もカーテンが閉められ景色さえも見れないものと思っていた。二日後に、検察庁に護送されるとき、マスコミの報道でよく目にした護送車に初めて乗った。女子と男子は別の車両になってい…

留置場での一日のスケジュール

これは、留置場で過ごす日のスケジュールです。(検察庁や裁判所に護送される日は、8時頃護送車に乗り込み、発狂しそうなほど退屈で長い待機時間を経て、夕方戻ってきます。)6:30 起床 | 布団片付け、洗面7:00 | 朝食、スキンケア8:00 | 運動(髪をとかす…

女子の留置場生活 〜お風呂〜

留置場生活において、女子にとっての一番の不便は、4日に一度しかお風呂に入れないことだと思う。 そこで、耐えかねて、毎日朝と夜の二回ある洗顔時に、どさくさに紛れて前髪を洗ったり、一人が歯磨きをしている間に、それをうまく盾にして、足を洗ったり。…

7. 女子の留置場生活

男性用の留置場は、各警察署にそのフロアがあるらしい。一方の女性は、施設が限られていて、東京23区内であれば、お台場にある湾岸警察署、原宿警察署、警視庁西が丘分室の3箇所しかないようだ。私がいた原宿警察署は、数年前に石原前都知事が新築したも…

6. 留置場に到着 ~初日の夜~

逮捕されたその夜、人生ではじめて留置場に入った。 いざ到着してみると、想像していた暗くて怖くて孤独で地獄のような場所とは真逆で、とても奇麗で明るい施設であることに、驚いた。まずは個室で、・持ち物を一つずつ検品され、・身体検査で裸にされて体中…

5. 留置場へ送り届けられるの巻

警察署での取り調べが終わり、女性が入ることのできる留置場は限られている(都内ならば原宿か湾岸)ので、その手配が整った後、出発した。移動する車内で刑事さんから言われた言葉が忘れられない。余計な話をしていいかと予め断った上で、「君の経歴を見た…

4. 警察署での取り調べ

ポリスステーションに着いたら、執務スペースを横断し、取り調べ室に入った。女性だからか、何が珍しかったのか、それともそれが普通なのか、警察官が入れ替わり立ち替わり、覗きに来た。取調室に入ったら、手錠をかけられ、取り調べと並行して、問診、所持…

3. 車の中で見せられた「逮捕状」

警察署へ向かう車の中で、まだ執行しないけれどと前置きがあった上で、刑事さんから一枚の紙を見せられました。そこには「逮捕状」の文字があった。 この瞬間、普通ならば、頭が真っ白になるのだろうか。 私の場合は、不思議なことに、この瞬間、感情が何も…

2. 逮捕の朝

部屋のチャイムが鳴り、こんな平日の朝から一体誰だろうと思いながら、寝起きですぎに出られる格好では到底なかったため、様子を伺っていた。 数分後に、再度誰かがノックをしに来たので、急な用でもあるのだろうと咄嗟に出る用意をした。 こんな時でも、ス…

1. 自分探しの旅をしても自分はどこにもいなかった

旅をしたら、逮捕されました。 その顛末を少しずつ書き残したいと思い、ブログを立ち上げた次第です。 警察からしてみれば、立派に逃亡していたということになるらしいが、こちらにしてみれば、寝耳にホットウォーター(笑)です。警察が私を追っている間に…