原宿警察署を出て、最初に食べたものはクレープ
中間調べで検察に呼ばれて、釈放が決まり、明日の朝にでも帰るのかなと悠長に構えていた私ですが、護送バスで留置場に戻ったら保釈の段取りは既に整っていて、夜ごはんも食べさせてもらえず、翌日のお風呂を楽しみにしていたというのに、仲間達と挨拶さえ出来ぬまま、
「20時15分、釈放しますっ!」と言われて、寒くて暗い夜の街に、いきなり放り出された訳です。お世話になりました。
携帯電話もない状態で、ましてや夜に、見知らぬ土地で放り出された時の心細さと言ったら。留置場生活が想像以上に温かかったので、一歩出て世間の風に触れた瞬間、
逆のホームシックを起こしました。笑
原宿警察署を出たら神社があり、そこを歩いてみることにして、夜の神社の千と千尋のような雰囲気を抜けたら、一気に明るい場所に出た。原宿竹下通りだった。
普段なら来ないような場所で、クレープという普段なら食べないようなものを食べた。
この時の所持金は800円でした。逮捕されたときの所持金から、留置場でかかった品物代を天引きされた残りがお財布とともに戻ってきます。
いきなり放り出されても、いきなりステーキが食べられるくらいの現金を入れておこうと思います。