ちょっと留置場合宿に行ってきた。

真面目に笑える手記を書きます。逮捕勾留の貴重な経験を、いつか誰かのためになればと、書き綴るブログです。

ホリエモンの「ゼロ」を読んだ。

 

彼は5年の裁判を経て、懲役2年の実刑が決まり収監されたので、その長さからしたら、逮捕勾留のみの10日間だった私など到底足下にも及ばない訳ですが、同感する部分があった。

 

警察は身体的に拘束しても、人の頭の中まで拘束することは出来ない。塀の中に居ても、思考は続けられる。

だから、自由だ。

 

 

ある日突然、もちろん予告も前触れもなく逮捕された私は、着の身着のまま留置場へ放り込まれ、誰とも連絡が取れず、留置場では「神様がくれた長い休暇」と捉えて、読書に没頭したり、今後のことについて考えを巡らせたりして過ごしていた。

 

このまま20日間の勾留の後、もし起訴されたら最低三ヶ月は帰れないという状況だった訳で、家族、家、日常、人生、全部失う。

 

と一時は悲観したが、そもそも失うほど立派なものを持っていたのか?

 

財産なし、独身、協調性なし、人生に言い訳も未練もなし。最初からゼロだったと思えば、何も困らないではないか。ゼロどころか、マイナスからまた始めればいい。

 

刑事さんと弁護士に揃って言われた言葉

「捕まったからといって、人生終わりではないんだからね」

それが何の励ましにもならなかったのは、上記のように受け止めていたからかもしれない。終わるも何も、始まってすらいないのだ。