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ちょっと留置場合宿に行ってきた。

真面目に笑える手記を書きます。逮捕勾留の貴重な経験を、いつか誰かのためになればと、書き綴るブログです。

調書

 

 

逮捕されてからの警察による取り調べは、噂の通り誘導尋問だった。

欧米の証人主義と比べて、日本の刑事裁判は完全調書主義と言われている。肝心なその調書は、逮捕する前から事件のシナリオはほとんど出来上がっていて、刑事が予めパソコンで作成している文章があり、取り調べではそれに沿って「確認」していく作業だった。つまり供述調書というものは、被疑者本人が書いた文章ではなく、警察による作文なのです。

 

取り調べのやり取りが一体どんな風だったかと言うと、(一部フェイクで表現すると)

 

刑事「事件当日は、丸の内にいたのか?」

私 「はい。」

刑事「一人でいたのか?」

私 「はい。」

刑事「フランス料理を食べたのか?」

私 「はい。」

刑事「その後、銀座に行ったのか?」

私 「はい。」

刑事「買い物したのか?」

私 「はい。」

刑事「洋服を買ったのか?」

私 「はい。」

刑事「赤い服か?」

私 「はい。」

刑事「先月は旅行に行ったのか?」

私 「はい。」

刑事「ニューヨークに行ったのか?」

私 「はい。」

刑事「友人と行ったのか?」

私 「はい。」

刑事「学生時代のか?」

私 「はい。」

刑事「一週間で帰ってきたのか?」

私 「はい。」

刑事「空港からタクシーに乗ったのか?」

私 「はい。」

 

刑事が投げかけてくる質問は一見疑問形ですが、見事に調べ上げている情報の列挙で、あまりに「YES」の連続なので、チャゲアスが頭を過りました。 

何度も言うよ 残さず言うよ〜 SAY  YES 

 

 

 

その他、余計な質問としては、

刑事「いい大学を出てなぜこんな人生なのか?」

失礼すぎて吹いたwww

刑事「なぜこんなところに住んでいるのか?」

ほっといてww本当はビバリーヒルズに住みたい

刑事「なぜまだ独身なのか?」

むしろこっちが聞きたいwww

 

一方で、記憶が曖昧な部分については、覚えていないと答えると、誘導尋問で、警察側が予め見立てたストーリーに合致させたい思惑を感じた。

何より辻褄が合うように、ストーリーを一本の糸につなげたら仕事が終わりなんだなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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