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ちょっと留置場合宿に行ってきた。

真面目に笑える手記を書きます。逮捕勾留の貴重な経験を、いつか誰かのためになればと、書き綴るブログです。

女子の留置場生活 〜お風呂〜


留置場生活において、女子にとっての一番の不便は、4日に一度しかお風呂に入れないことだと思う。
 
そこで、耐えかねて、毎日朝と夜の二回ある洗顔時に、どさくさに紛れて前髪を洗ったり、
一人が歯磨きをしている間に、それをうまく盾にして、足を洗ったり。
悪いことをして捕まっている連中が、文字通り、足を洗う訳です。笑
 (担当官に見つかったら、怒声が飛んできます)


皆がキリンのごとく首を長くして待っているのが、この4日一度のお風呂の日。
留置場生活をしていると、あまりにすることがないので、もういくつ寝るとお正月ならぬ「あと何日寝たらお風呂」が共通の話題です。
お風呂ごときで、まるでハワイへ旅行に行くかのようなわくわく感なのがすごいです。
新聞を読むか本を読むか寝るかしかすることがなく、暇を持て余しているというのに、お風呂の日をカウントダウンして過ごしていたら、意外にも時が経つのがとても早く感じたのでした。

そんな待ちに待ったお風呂は、制限時間があって、一人20分間。
中は広々とした銭湯のようになっていて、奥に大きな湯船があります。(浸かっている人はいませんでした)

複数設置されているシャワーが、なんと立派なコンドミニアムタイプで、
自宅のよりも間違いなく豪華でした。

海外放浪をして、お湯が出ない、水さえも糸3本しか出ないという過酷さも経験済みの私にしてみれば、日本の留置場は五つ星ホテルに思えます。

大きな円形の口から落ちてくる幸せの熱々のシャワーを浴びて、外に出た時の爽やかな朝のこと、
留置場という「中」にいるというのに、今までにない解放的な朝なのです。