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ちょっと留置場合宿に行ってきた。

真面目に笑える手記を書きます。逮捕勾留の貴重な経験を、いつか誰かのためになればと、書き綴るブログです。

逮捕されたというよりも、拉致された

 

私の場合は、通常逮捕だったのですが、拉致されたという感覚です。

 

当日を振り返ってみる。 

突然、玄関のチャイムが鳴り、出てみたらそこには4人の警察官がいた。

 

「話が聞きたい」と繰り返し言う。

 

このあと仕事があると丁重に伝えても、「場所を変えて話をしよう」「移動する車の中で話をしよう」「歩きながら話をしよう」「君に聞きたいことがある」と、

一歩間違えたらただのナンパになるフレーズを、次々と巧みに言葉を変えて説得しているように見えた。

半ば強制的に、「とりあえず出かける準備をして」と言われ、話が終わったら仕事に行けるかのようなニュアンスで錯覚させ、女性警察官立ち会いのもとで着替えさせた。

「貴重品を持って」と、後ほど逮捕する時に必要な身分証もちゃっかり所持させた。

 

地下に停まっていた覆面の車に乗りこんだら、もちろんサイドには警察官が座り、まだエンジンのかかっていない静かな車内で、一枚の紙を見せてきた。

そこにはこう書いてあった。「逮捕状」。この時になってはじめて「逮捕」という言葉を聞かされた。

 

「逮捕状が出ているのでお迎えに来ました」となぜ最初に説明しなかったのか。

 

玄関先で10人で私を取り囲むという実質監禁状態で、その事実を知らされたからといって逃げようがないにも関わらず、話が聞きたいと言って騙して連れ去り、携帯電話を取り上げ、外部と連絡が取れない状況にして密室に監禁です。

 

 これを、拉致と言います。

 

話が聞きたいのか、逮捕がしたいのか。

話を聞くだけなら逮捕しなくても出来るので、「話が聞きたい」ではなく「逮捕がしたい」と初めから言ってもらえたら大変分かりやすいです。逮捕したら、いくらでも話が聞けるでしょう。

 

もちろん、拉致だ何だと抗議をしてみても埒が開かないので、真摯に受け止めています。笑