ちょっと合宿に行ってきた。

真面目に笑える手記を書きます。逮捕勾留の貴重な経験を、誰かのためになればと、書き綴るブログです。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ASKAの逮捕で思うこと

きっと、今回も有名人御用達の湾岸警察署に送られるのだろう。 ドラマ『踊る大捜査線』の舞台でもあったこの湾岸署では、ご飯の時間に音楽を流してくれるらしい。チャゲ&飛鳥の曲が流れるらしい。 音楽が持つ力は計り知れないと思う。留置場合宿を経験した…

足元を見る

靴は大事だと人は言う。一流ホテルやレストランではカードと同じくらい足元を見られる。銀座のクラブなんかでは、靴でお代が変わるらしい。 足元を見るとは、人の弱みに付け込むという意味の諺であるが、現代でも文字通り、足元の靴を見て人となりを判断する…

調書

逮捕されてからの警察による取り調べは、噂の通り誘導尋問だった。 欧米の証人主義と比べて、日本の刑事裁判は完全調書主義と言われている。肝心なその調書は、逮捕する前から事件のシナリオはほとんど出来上がっていて、刑事が予めパソコンで作成している文…

私が勾留された理由。

逮捕されて原宿警察署の留置場に放り込まれた時、そこにいた外国人達にこう言われました。 「あなた可愛いから大丈夫」 「日本人だから大丈夫。きっとすぐ家に帰れるよ。」 長くここに居る彼女達は、入れ替わり立ち替わりやってくる仲間を見てきた統計による…

ホリエモンの「ゼロ」を読んだ。

彼は5年の裁判を経て、懲役2年の実刑が決まり収監されたので、その長さからしたら、逮捕勾留のみの10日間だった私など到底足下にも及ばない訳ですが、同感する部分があった。 警察は身体的に拘束しても、人の頭の中まで拘束することは出来ない。塀の中に居…