ちょっと合宿に行ってきた。

真面目に笑える手記を書きます。逮捕勾留の貴重な経験を、誰かのためになればと、書き綴るブログです。

埼玉県警も見事にやらかしてます。

 

 

 

 

it-giron.com

 

  

 

一部抜粋すると、

  

調書の一番最後の部分を読んで、私は目を疑った。

私「(読み上げられた時にはなかった一文があるんだけど。。。)」

それは以下のような内容だった。

”このような犯行を行う犯人を私は許せませんので、警察で捕まえて厳しく処罰してください”

いやいや、私はこんなこと一言も言ってないし。。。捜査官とのやり取りの中で犯人憎しの論調とか一度も言ってない。

私「あのすみません、この最後の部分って、これって私言ってないんですけど」

警察Bさん「ああ、テンプレートみたいなものなので気にしないでください」

 

 

 

私「それに、犯人を許さないという気持ちよりも、大変失礼ながら

誤った家宅捜索をした警察にこそ言いたいことがある

 

 

 「今後このような事件の再発を防止するためにも、警察にはより一層のITスキルレベルの向上と人材育成および時代に応じた組織改編に積極的に取り組み、犯罪を未然に防止する抑止力となるよう強く期待します。」

 

 

何より、人権侵害を伴う警察の強制捜査や裁判所の強制令状の発行がここまで、杜撰に行われると思っていなかったのがある意味での最大の落ち度だった。 

  

 

裁判所は、令状の自動販売 ←www

 

 

過去の経歴を調べ、車の所有状況(なぜか間違っている)を調べ、捜査員4人を愛知県内に前泊させて(前泊したことは捜査員から雑談の際に聞いた)、結果としてこれら4人に6時間に渡りサーバー管理者側の家を家宅捜査させるなど、全くもって税金の非効率な浪費、無駄以外の何物でもないと考えている。(一体いくらかかったのか。。。)

 

 

私が求めるのは警察からの「今回の捜査は不適切な行為だったのでお詫びします」とかいう形式的な謝罪でもない。(ちなみに私の記憶では、本件に関して、レンタルサーバー会社には謝罪があったと社長さんから伺ったが、私には捜査当日も含めて一言も謝罪された記憶はない。) 

そういうことではなく、本当に取り組むべきは、サイバー警察は捜査機関として当然持つべきレベルのITスキルの確保と、このITスキルを含めた合理性のある裏付け捜査。国民の基本的人権を軽視しない捜査手法。これらを本当の意味で改善していく具体的な取り組みを行い、結果として「国民の税金を無駄なく運用し、基本的人権を尊重しながら犯罪を未然に防止した上で、国民生活を守って頂きたい。」という思いだけである。