留置場での一日のスケジュール
これは、留置場で過ごす日のスケジュールです。
(検察庁や裁判所に護送される日は、8時頃護送車に乗り込み、
発狂しそうなほど退屈で長い待機時間を経て、夕方戻ってきます。)
6:30 起床
| 布団片付け、洗面
7:00
| 朝食、スキンケア
8:00
| 運動(髪をとかす)
9:00
| 自由時間(取り調べ)
12:00
| 昼食
13:00
| 自由時間(取り調べ)
17:00
| 夕食
19:30
| 本回収、洗面、スキンケア
20:00
| 就寝時間
21:00 消灯、就寝
新聞や本をひたすら読んで過ごしました。
家での怠惰な生活に比べたら、早寝早起き、なんて規則正しいことか。
機内サービスのごとく食事が運ばれ、お茶かお湯かと聞かれ、
新聞や本、ティッシュを頼んだら持て来てくれ、
歯ブラシには歯磨き粉がつけられた状態で渡され、
部屋から洗濯物を預けたら奇麗になった状態で返ってくる。
ヒルトンホテルですか?笑
お弁当は冷めきっていて、質素なおかずで、確かに美味しくはないけれど、
海外放浪をしていた私にとっては、御馳走で、初心に返れば、日本のもちもちのお米にありつけることが幸福です。
買ったことがないような上下スウェットの楽な格好で、
寝そべって読書に没頭するのが、とても贅沢な時間とさえ思えました。
携帯も取り上げられていて、インターネットも見られない。
神様がくれた時間、与えられた試練。